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大学受験生向けというよりは、大学職員になりたい人向け
(2007-05-17)
悪名高いおちゃらけ本「大学図鑑!」と並んで同じ年から、毎年度出されている。
内容はあちらとは比べ物にならないくらい丁寧だが、提示しているデータが独特である。
大学の入試難易度や就職データなどは表面的な数字程度なのだが、大学の経営力、財務面の優良性、企業との研究での連携、助教授・教授時点での平均給与、母校からの研究者の輩出頻度など、受験生よりもむしろ研究者になりたい学生や就職したい研究者のほうが参考になるのではないかと思われるデータが多数挙げられている。
この本が面白いのは、学会での論文の採用の回数が世界の大学レベルでランキング化されているところ。日本の大学が中々上位に見つからない。いろんな意味で興味深かった。意図は不明ですが、こういうデータを載せるところがさすが版元らしいなあ、と思うのは穿ちすぎですかね(笑)。
単純に受かっていい就職がしたいなどの理由で読むのなら、そんなに読むところはない。せっかくこれだけ厚いのだし、特色ある研究を行っている教授とか、学問に興味を持たせる記述にページをもっと割いてくれるともっと読める内容になると思う。

