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玉木 正之

講談社

カテゴリ:Book

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価格:¥ 735

発売日:1999-08

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カスタマーレビュー

詐欺的な詭弁に満ちた日本のスポーツ文化論  (2007-11-21)
「遊び」と「文化」に関する不朽の名著

「ホモ・ルーデンス 人類文化と遊戯(中公文庫)」の中で著者のホイジンガは

「現代の組織化、職業化されたスポーツは【遊び】の要素をほとんど失っており、

現代スポーツは遊びの領域から遠ざかった結果、記録等が飛躍的に伸びた」

と指摘する一方で、

「古来から【遊び】には【我慢比べ(競争)】の要素が必ず含まれており、

特に近代以前の戦争は【遊び】の要素を極めて数多くそなえている」と述べています。

また、

「遊びと人間」を書いたロジェ・カイヨウも「遊び」の主要な特質として「競争」を挙げています。

スポーツの起源とも言われる中世ヨーロッパ貴族の【狩り】は

【気晴らし】であると同時に戦闘に備えての訓練でもありました。

本書の著者・玉木正之氏が唱える

「スポーツは基本的に単なる【気晴らし】であり【遊び】なのに、

勝ち負けにこだわったり、スポーツに忍耐を要求する日本のスポーツは間違っている

それ故に日本のスポーツ選手は世界で勝てない云々」という珍説は

「【スポーツ】と【遊び】と【競争】と【身体訓練】は全く同じものである」という現実を歪める大嘘です。

玉木という異常な人間の目的は日本の競技スポーツを崩壊させることです。

玉木の詐欺的な詭弁の影響によって近い将来、

日本の各競技のナショナルチームが五輪やW杯に出ることさえできなくなる可能性が濃厚です。

そうなった時に玉木はこう言うでしょう、

「スポーツは【遊び】であり【気晴らし】なんだから五輪やW杯に出られないからってガタガタ騒ぐな、日本人はレベルが低い」

日本のスポーツ指導者の皆様やスポーツ選手の皆さんには、

「どうか御自分の頭で日本のスポーツの素晴らしい部分に関して考えてください」

とお願いしたいです。

スポーツと体育の違いを、知っていますか?  (2007-09-28)
―「スポーツとは何か?」が問われることなく、
 スポーツの文化としての重要性が認識されることも無く、
 日本のスポーツは、ただただ消費されてきた。―

スポーツは本来「遊び」であって、スポーツを通した人間形成や、
企業の宣伝と言った目的は第二義的なものであるべきだ。

では、なぜ日本のスポーツは、「体育」中心、
また企業スポーツ中心にここまできたのか。

関連の深い用語を取り上げ、その解説を通して
日本のスポーツのゆがみを論じている。

読んでいくうちに、日本人の国民性をかいまみた気がしました。

玉石混淆  (2007-03-11)
価値あるトピックも多々あるのですが、それと同じくらい価値の低いトピックがあります。

作者の玉木さんはメジャーリーグやプロ野球に対する造詣は一見深く見えるのですが、それ以外の高校野球やサッカーなどに関しては無知とまでは言いませんが、スポーツライターを名乗りそれでご飯を食べていく以上、もっと真面目に勉強してほしいと思うレベルの知識です。

「野球は勝つために選手の能力や流れ、シーズン通しての戦略などを必要とするが、サッカーは才能ある選手だけ集めていれば勝てる」という記述はスポーツライターを名乗る者としてあまりにも酷い論ではないでしょうか。
じゃあかつてのイタリアのインテルやスペインのバルセロナはなんだったというのでしょうか。


またアメリカよりの思考と知識なのでそれに基づいた間違いやとんちんかんな論もあります。
アメリカはスポーツの中の「ドラマ」を楽しんで、ヨーロッパにはその文化が無い?
しかもその根拠は演劇文化の有無?
論理の飛躍もいいところです。

おそらく、この本はいってしまうと「インテリな人が片手間にスポーツを楽しんだあとに書いた感想文をまとめたもの」なのでしょう。
たくさんの難しい文献からの知識やスポーツ界の有名人との交流した経験は豊富にあるのですが、実際にしっかりとスポーツを見たりやったりしたことが無いために、的外れでいい加減な文になってしまっているようにみうけられます。
著者によると「25年間のスポーツライター人生の総決算」の本らしいですが、その内容がこれでは少々お粗末すぎではないでしょうか。

著者の推測が多いのでは?  (2005-12-29)
確かにこの本はおもしろいです。
今までメディアが報じてこなかったスポーツの問題点を、鋭い視点で指摘しています。
その意味では一読の価値はあると思います。
しかし、著者の推測が多いように感じます。
アメリカのスポーツや応援団については「スポーツルールはなぜ不公平か」の方が正しく記述されているので、そちらをお勧めします。

スポーツの常識を  (2005-08-27)
毎日スポーツをニュースを見たり、野球のナイターを見たりと
スポーツは生活の一部になっているけど
この本を読むと、スポーツに関しての自らの無知と間違った常識に気づかされます。
また、歴史的事実からしっかり書かれているのでわかりやすい。

「高校球児を暴力的に連投させる高野連」がまかり通る
そんな歪んだスポーツの常識をもつ日本人。
しかし、そもそも普通に生きているとこういったことは教えてもらえないから無理もないけど、
もっとスポーツを知らなくてはと、考えさせられました。

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