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サイエンスコミュニケーション
日本評論社編集部

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発売日:2006-11

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カスタマーレビュー

進路を考える上でぜひ見てほしい  (2008-08-28)
知人から紹介されて読んだのだが、非常にためになった。
「失敗しない」という題名からもわかる通り、
大学院に進学することや研究室を選ぶ上で考えられるリスクや
対処法などが載っていて参考になる。
大学院進学に関する書籍の中には研究室の宣伝に
終始しているものもみられるが、この本にはなかなかお目にかかれない
貴重な「失敗談」が載っていることも評価できる。

巻末の資料は少し古くなってしまっているようなので、
その後どうなっているかは買った本人が調べ直す必要がある。
また「理工系とバイオ系」とうたっているが、
中身はほぼバイオ系では?と思われる部分もあったので、
購入の際は注意が必要である。

試験対策には向かない  (2007-03-30)
 博士の事、その後の就職状況まで修士の事だけでなく大学院内で起こる問題など様々なことまで書いてある。
 しかし、取り上げてある問題は事前に受験生が知っていても、研究室に入るまでは表面化してこない問題で受験時期にそれを気にしてもあまり意味がないように思えるものである。
例えば、セクハラ問題が取り上げられているが入る前から「あの研究室でセクハラがある」などという情報が自分の手元に入ってくる訳はないし、この本で取り上げられている問題は受験生にとっては受験の段階ではあまり知っておいても防ぎようのない事で今、新4年で受験対策・研究室選びの参考に買った私には最後の章のデータ集以外あまり意味がなかった。
 しかし、知っておいて損な情報ではないし理論性もしっかりしているので、実際に大学院で困っている人や大学院ってどんな所だろうか知りたい大学1,2年生などは呼んでもいいと思う。

横並びの意識で進学しないためにも  (2007-01-16)
現在、大学院への進学は全国的に大ブームである。90年代以降の大学院重点化によって、大学院は急激に新設・拡充されるようになった。その結果、この10年間で大学院修了者は修士・博士あわせ約2倍にふくれあがっている。

本書は大学院生活での問題、また進学についてのアドバイスをまとめた一冊である。研究、学位、留学、就職、学費、結婚からセクハラ、赤原まで、大学院生活におこりうるすべての問題についてのケーススタディーと対策が記されている。

大学教員にとって、研究室の学生が直面する諸問題の全貌を把握することは、学生との人間関係を円滑にするために欠かせない。各省庁の政策担当者による教育や研究活動の推進対策実現のためにも役に立つだろう。大学院の現状を把握するために、次々と登場する体験者たちのリアルな提案は耳を傾ける価値が十分にある。

闇雲に大学院進学する前に  (2006-12-12)
大学院を卒業し、様々な分野に就いた14人の執筆者、
4人の編集者によって書かれた本ですので、
理工系(数学、化学、自然科学、工学、医療など)の
『大学院進学、研究、論文作成、その後の進路』の実情が分かります。
いま現在、学部生で、「大学院に進んでみようかな。その方が就職に有利そうだし」
と考えている方は、一読されることをお勧めします。
それ以前の、どこの研究室に行こうか悩んでいる人にもお勧めです。
研究室選びの際の選びの際に見るべきポイントも、詳しく解説してあります。

いまの世の中は、様々なスタイルの大学院が存在しますので、
普遍的な『大学院進学のアドバイス』は存在しないのが実情です。
とはいえ、
『修士で卒業して、就職しようと考えている人』や、
『博士号を取って、将来は研究者になりたい』と考えている人は、
この本を読み、大学院・研究職の実情が
どのようになっているかを知っておくと、
「こんな筈ではなかったのに」という事態が
ある程度避けられると思います。

大学内にいれば、なんとなく先輩方の姿を見ることで
大学院生活の予想はつきます。
それでも、細かい部分、あるいは先輩達が抱えている悩みなどは、
明かされていないことも多いのではないかと思います。
『院生活のための学費調達の方法(奨学金など)はどうするのか』、
『もし担当教授に嫌がらせを受けたらどうすればよいのか』
『自分の進もうとしている分野が、職業選択にどう結びつくのか』
『院生活中に結婚したり、子どもができた場合はどうすればいいのか』
『博士修得後、助手やポスドクになろうと思っているけど、
 どれくらい競争率が激しい分野なのか』
など、院生活中に起こりうるトラブル・悩みなどに対して、
きめ細かく解説がなされています。
文章も非常に読みやすく、読者のことを考えて作られた本だと思います。

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